昭和四十年代以降、ホテルが急速に日常生活に浸透していった背景として、生活様式の変化、所得の増加の二点と、それに対応したホテル側からの市場開拓戦略を挙げることができよう。戦後のわが国における生活の洋風化は著しかった。団地を出発点とする共同住宅の普及によって、洋室、ベッド、トイレと一体化されたバスルーム等々の設備は、都市住民にとって当たり前の存在になり、ホテル設備に対する違和感は急速に薄らいでいった。
ホテル側の新市場開拓の相乗効果... の続きを読む
国際興業が最初にハワイのホテルを買収した昭和三十八年当時は、わが国の外貨準備はまだわずかで、誰でもが自由に海外のホテルを購入できるというわけではなかった。しかし、その後外貨準備が潤沢になると、海外でのホテル事業展開の条件が整うようになった。そこで、昭和四十三年には近鉄がサンフランシスコで都ホテルを、藤田観光がグアムでフジタグアムタモンビーチホテルをそれぞれ開業した。また、四十五年には、第一ホテルが
外貨準備資金が潤沢になってから、始まった海外での直... の続きを読む
従来は所有企業が直接運営にたずさわるホテルがほとんどであった。しかし最近では所有と経営の分離が著しく進展し、ホテル、ことにホテル所有に多くの他業種企業が進出している。他業種からの進出が進むにつれて、ホテル所有の目的も多様化している。ホテル施設を所有する目的としては、次の諸点を挙げることができよう。?ホテル運営による利潤追求 ?関連業種への波及効果 ?資産保有 ?節税対策。もちろんホテル参入の目的が
所有と経営の分離、他産業からの参入が進む... の続きを読む
松山市には市の清掃事業を受けている専門業者があり、そこが本館とこの椿湯を毎日三時間かけて掃除している。しかも温泉はかけ流しなのだから、さらに塩素殺菌の必要性があるのだろうかという疑問も投げかけていた。少々のぼせてきた頃に「塩素に関するお客さまの苦情はほとんどありません」という市役所のコメントが出ているかと聞くと、この人は「冗談じゃない」と怒り出した。この人がいうことには、市が塩素を入れ始めた直後、
元々必要ないんだから止めればいい... の続きを読む
松山市内の札所から今治市内の札所に向かう遍路道は、本来は海際ルート(国道196号線)をたどる。しかし車なら、奥道後温泉を通る内陸ルートの国道317号線も便利だ。途中、第五十七番栄福寺と第五十八番仙遊寺がある玉川町に、「伊予の三湯」に挙げられた古湯、鈍川温泉がある。玉川ダム湖入口から鈍川渓谷へ折れると、旅館七軒ほどの静かな温泉街に着く。背は湯野谷と呼ばれ、温泉神を奉っていたが、天平六(七三四)年の大
湯神社が鎮座し温泉スタンドが出迎える、湯量ある古湯... の続きを読む
菅野温泉(北海道)や法師温泉(群馬県)のほかにも、浴槽の底から自然湧出する直湧き温泉は全国的にわずかながら残されています。自然湧出自体が少ないうえ、直湧きの場合、高温では入浴できませんから、適温で湧出す直湧きは希少価値の高い宝の湯といってもいいでしょう。機会があったらぜひ入浴してみてください。温泉をみなさんの五感に刷り込むのが温泉道を極めるいちばんの早道でしょうから。北からおもな直湧き温泉を書き出
希少価値の高い宝の湯... の続きを読む
年間約8億円かかっていたザーメインのエネルギーコストを、約30%削減する。そのためにNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)から、住宅・建築物高効率エネルギーシステム導入の促進事業費の交付を受けることになった。客室のリニューアルは、これまで697室あったザーメインの総客室数を647室と50室減少させると共に1〜12階には外国人ビジネスマンやエグゼクティブビジネスマンのためのフロア「スーパーエ
エネルギーコストを、約30%削減... の続きを読む
面白いのは一部の座席だ。車両の片隅にあるボックス席の壁側がトーマスの機関車前面の姿になっているのだ。よく見ると、椅子らしきものもあるので座れるようだが、もたれかかると背中が機関車前面の出っ張りに当たってしまうからくつろぐことはできそうもない。むしろボックス席を占領して、トーマスの向かいの席で、ずっとトーマスを眺めるのか一番のようだ。でも、そんなことをするのは子どもだけであろう。大人は、この席を避け
車内には「電車ごっこ」のできる席もある... の続きを読む
機内に持ち込む手荷物はなるべく少なく小さくして、座席の足元に置くものと上の棚に入れるものを分けておきましょう。足元が広いと、足を組んだり伸ばしたり、あるいは横向きに座ったりと姿勢をいろいろ変えることができて疲れも少なくなります。運良く空いた席がたくさんあるときは自由に席を移動できます。但し、席を移るのは飛行機が飛び立って、水平飛行になってからにしましょう。離陸前に移動したい場合は必ず乗務員に確認し
足元を広くして... の続きを読む
「衣類を包むのは風呂敷が一番」これは既によく知られていることです。旅行用品店に行くと、衣類を小分けにしてパックできるネット状の袋を売っていますが、時には大き過ぎたり小さかったり、サイズが合わないこともありますね。その点、風呂敷はまさに何でも包んでしまえますから、これが一番ではないでしょうか。チョット色合いのしゃれた柄の風呂敷は女性のおしゃれにも使えます。風が強いときや首筋が寒いときはスカーフ代わり
旅行の注意点... の続きを読む
ちゃんと朝風呂に入ってヒゲも剃って、てかてか顔を光らせているヤツも居れば、寝癖もそのまま、寝ぼけ眼を擦りながら浴衣を直しているのも居る。普段滅多に顔を合わせない友と旅をした翌朝。朝食の膳に着くと、皆、猛然と箸を動かし始める。「旅行に出ると何故か朝飯が旨いんだよなあ」「いや、普段は、朝なんてパン一枚も入らないのにねえ」「こんな朝飯をちゃんと女房が作ってくれたら食べるよなあ」とかなんとか言いながら、皆
レストランでのバイキングが宿の主流... の続きを読む
新鮮な源泉にこだわる温泉宿・施設が、その姿勢を反映させているのが、「源泉掛け流し湯船」であると思う。源泉掛け流しとは、源泉そのものを湯口から湯船にたえず注ぎこんで、湯船のふちから湯をあふれ(オーバーフロー)させ、湯を新鮮な状態に保っているものをいう。「放流式」とも呼ぶが、この用語より、一度使っただけで流して捨ててしまう「掛け流し」という古典的用語のほうが、すっきりイメージしやすい。掛け流しという言
「源泉掛け流し湯船」とは... の続きを読む
戦後暫くは西洋文化に対する憧れが強かったのだろう、旅館よりホテルの方に高い商品価値を認める時代が長く続いたようだ。温泉地などでよく見掛ける「○○観光ホテル」が、ホテルとは名前だけで、中身は全くの旅館だったりするのには、こんな理由があったのだ。日本固有の文化が外来文化によって侵襲された結果、という意味では「蕎麦」や「酒」「茶」と同じだが、同じ「日本」を冠するにも「旅館」の場合、そのニュアンスはかなり
外来文化が侵襲する中で憤慨する日本文化の担い手... の続きを読む
女性には関係ない話で申し訳ないが、男性にとって置いてあると嬉しいのがズボンプレッサー。これはビジネスホテルでは全室完備という所もあるが、高級ホテルになると常備している所はなぜか少なくなる。高級ホテルを利用する人は皆、ランドリーを利用すると考えられているからか。高級ホテルで比較的早く全室完備としたのはリーガロイヤルホテル京都だった。企画部の部長さんが海外出張先で不便を感じて、8、9年前に全室導入に踏
備品を簡便化について... の続きを読む
東陽町にあるホテルイースト21東京の関係者が、ふと、こう洩らしたことがある。「私どものロビーラウンジは有名デザイナーのデザインで、十九世紀に流行したビーダーマイヤー様式の格調高い雰囲気が自慢なのですが、ウェスティンホテル東京が開業すると、すっかりあちらの方に話題を取られてしまって……」。偶然なのであろう、どちらもデザイナーに発注した。そのときすでに世界で一五〇軒ほどのホテルの内装に携わってきている
ウェスティンホテル東京の誕生... の続きを読む
フォーシーズンズとは、六一年に開業した高級ホテルチェーンである。「自分が求めることを人にもせよ」と言い続け、その高品質のサービスと施設づくりで高い評価を得てきた。海外の有力旅行雑誌の読者投票や有力団体の評価には、必ず多くのフォーシーズンズが顔を見せている。例えば〇三年、ホスピタリティ業界内で屈指の権威ある賞として知られる全米自動車協会(通称AAA)の最高賞・ファイブダイヤモンド賞を一九軒のホテルが
フォーシーズンズの世界的評価... の続きを読む
日本でも、温泉は、私たちの健康と深く結び付いたものとして、日本文化のなかに根付いてきたものとは思いますが、いつの間にか娯楽の要素が強まり、療養や治療という意味が薄らいでしまいました。温泉に行って、おいしい料理を食べる。女性は、ふだんの家事から解放されて“上げ膳据え膳”を楽しむ。団体旅行では、酒を飲んで騒ぐというのが、温泉の楽しみ方になってしまった感があります。娯楽の部分はもちろんあっていいのですが
温泉の医学的な課題とは... の続きを読む
東北の温泉地は現在でも伝続こけし作りが盛んである。福島の土湯温泉、山形の蔵王温泉、肘折温泉、青森の温湯温泉……。なかでも有名なのが、宮城の鎌先温泉、鳴子温泉、それにここ遠刈田温泉だ。遠刈田こけしの特色は、やや大きめの頭と細い胴、優しい表情。温泉街にもこけし工人の店があって実演を見ることができるが、町はずれの「みやぎ蔵王こけし館」を訪ねてみるのもいい。遠刈田こけしはもちろん、全国のこけしや木地玩具約
かつての庶民の湯治場は、今や宮城有数の温泉地... の続きを読む
最近の客室には、ハイテク設備も目立つようになってきた。専用電話回線が引かれ、ファクスが備え付けられている部屋は珍しくなくなった。ファクスを利用する場合は事前に申しこんで番号をもらう必要があるが、いちいちフロントヘメッセージを取りに行く必要がないのは便利。専用回線でインターネットもできる。CDプレイヤーが備え付けられて好みの音楽が聞けたり、ビデオデッキがあって、映画が楽しめたりと、部屋の楽しみも広が
ハイテク設備完備... の続きを読む
遠巻きにあなたの表情に注目し、グラスにミネラルウオーターを注ぎ足したり、灰皿を目立たぬように取り替えたり、バゲットのお代わりを運んだりしていたメートル−ド−テルは、そんなあなたを遠巻きに注目している。あなたは食事を終えた合図をそっと目で送る。そして彼に、心のこもったメッセージを贈る。オマールエビは最高だった、そしてメインディッシュのフィレにかかっていたソースは、丹念に仕上がったデミグラスに恋をしそ
誕生日の祝福に感激... の続きを読む
法律家はこのような事態をどう考えるのだろうか。門外漢にご教示願いたいところである。しかし別府や箱根は、おそらくは有史以前からの温泉地のはずだ。いわゆる古湯である。こういうところは人が発見する以前から、湯がこんこんと湧き出ていたのである。これを自然湧出という。別府や箱根のような歴史ある温泉地(古湯)には、こういうホンモノの最上級の温泉もあるが、蒸気やガスで温めた「温泉」もある。注意すべきポイントのひ
自然湧出か蒸気やガスで温めた温泉か... の続きを読む
平安初期の『日本霊界記』によると、山岳修験道の祖と敬われる役行者小角は、湧水の泉で髪をすすぎ、世俗の垢をすすいだという。山岳修行者は水浴を重視したのである。仏に供える法水、「加持水」であり、修行する身を清め、「煩悩の垢」を洗いおとす泉水は「閼伽」と称される。冷泉の「温泉」を含む、こうした清らかな泉水が湧き出す井戸、「閼伽井」を、山岳修行者は行場や霊場で探し求めた。やはり山岳信仰の聖地だった高野山を
山岳修行者が求めた閼伽井... の続きを読む
食事をタダで出しているとはいいませんが、一流ホテルの宿泊料と同程度の料金で「一泊二食つき」の旅館は少なくありません。そこには、泊まっていただいたお客さんには食事を出すのが当たり前、という感覚があるのだと思うのです。また、経営的には「無駄」と思えるほど人手をかけるのも日本旅館の特徴です。客の車が玄関に横づけされれば、出迎えに来た従業員が荷物を運んでくれる。受付で手続きをすませると、また別の従業員が部
日本のおもてなしの心とは... の続きを読む
言葉も文化も全く異なる海外。不安な事もあるかと思いますが、楽しいことがたくさんあります。おすすめするのは、三時間もあれば着いてしまう韓国。週末のちょっとした連休を利用しても行ける距離にありますので、ぜひ行かれてみると良いと思いますよ。最近は日本人観光客も増えていて、片言の日本語なら通じるお店も多いようです。韓国といえば、焼肉。本場の焼肉を堪能してみてはいかがでしょうか。そして美容先進国としても有名
海外旅行に行くなら韓国へ... の続きを読む
私が始めてスキーをしたのは学生時代です。何とか滑ることができましたがかなり苦労したことを覚えています。どうしてもこけるのが怖いということがあります。滑ることはできてもなかなかスピードを出すことができなかったりということがありました。スピードを楽しめると非常に楽しいスポーツですまた挑戦していきたいと思います。大人になると難しいスキーですが子供であれば比較的早く上達することができるようです。特に子供は
家族旅行でスキーに行く... の続きを読む